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【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

カフェ 経営

飲食業で成功を収めることは、簡単なことではありません。

そこで今回は、開業しやすい「カフェ」について解説していきます。

カフェ経営のポイントをしっかりと抑えて、長く続くお店を作りましょう。

 1.カフェ経営のメリット・デメリット

【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

  1-1.メリット

飲食店を開業する中でもカフェはとても人気です。

ではなぜ飲食店を開業する中でもカフェが選ばれるのでしょうか。

カフェを選択するメリットは主に2つです。

  • 「特別な調理技術が必要ない」
  • 「開店資金が少なくて済む」

です。

   1-1-1.「特別な調理技術が必要ない」

まず言えることは、「特別な調理技術が必要ない」ということです。

カフェで提供する商品は主にコーヒーと軽食です。

コーヒーは、レストランのような特殊な調理技術を持っていなくても、おいしく淹れることができます。

また、軽食も手軽に食べれるものが求められるため、複雑な調理が必要ありません。

 

   1-1-2.「開店資金が少なくて済む」

「開店資金が少なくて済む」という点も特徴の1つです。

多くの飲食店が大掛かりなキッチンと大人数のスタッフを必要とします。

しかし、カフェは調理の重要性が低いので、キッチン設備やスタッフが最小限に抑えられます。

メニューやスタッフは途中から増やすことができるため、売り上げや経営状況に応じたマネジメントができるのも魅力の1つですね。

 

  1-2.デメリット

手軽さが魅力なカフェですが、その反面「売り上げにつながりにくい」というデメリットがあります。また、売り上げがなかなか上がらず「大変でやる気が続かない」という点もデメリットの1つです。

ではそれは具体的にどういうことでしょうか。

 

   1-2-1.「売り上げにつながりにくい」

多くのお店で、コーヒーは1杯300円から500円程度で販売されています。

コーヒー1杯の原価はおおよそ30円から40円程度で、そこに光熱費や人件費などが足され、100円から300円の範囲が経費となります。

そのため、売り上げとしては1杯あたり100円程度になってしまいます。

このように考えると利益を大きく出すには、多くのお客さんにコーヒーを買ってもらう必要があります

しかし、カフェは長くお店に滞在するお客さんが多いため、座席の回転率が低くコーヒーをたくさん売るのが難しいのです

売値と費用の相場は、

コーヒー1杯=300~500円

原価+諸経費(人件費、家賃、光熱費など)=100~300円

となっています。

例えば                  

費用が300円のコーヒーを、1杯400円で売ったら
利益はたったの100円になってしまいます。

→うまく調整しないと、利益が1杯100円くらいしか出ないことも!

 

 

   1-2-2.「大変でやる気が続かない」

「売り上げにつながりにくい」ということは、たくさん働いてもあまり儲けに反映されない、ということになります。

飲食店経営を難しいものしている要素は、利益につながる販売業務以外にも、店舗運営や裏方の仕事がたくさんあるという点にあります。

事務作業や複雑な会計業務に苦戦して忙しい中で、利益を出すために営業時間を延ばしたりするお店は多くあります。

その結果として、必要以上に疲れてしまい、続けられなくなる人もう頑張れないと感じてしまう人が多くいます

ここで言えることは、全部自分で抱え込まないことが続ける秘訣だということです。

大変な作業は人を雇って可能な限り分業にしましょう。

 

  1-3.メリット、デメリットまとめ

メリットとデメリットを踏まえて、カフェの開業には堅実さが重要だと言えます

開業のハードルが低く、営業も難しくないのでお手軽ですが、その分利益はとても出しにくいです。

そのため、デメリットになる大変さを、人を雇うことで解消しましょう。

お店の経営は一人でやるにはとても大変ですが、販売や利益管理などの作業を分担することで、無理のない経営が可能になります

 

 2.実際に開業するための手順

【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

カフェを経営すると決めたら、開店までにはいくつかの行程が必要です。

では実際に開業しようとするとどのような作業をしないといけないのでしょうか。

  2-1.資金調達

まず重要になる作業が資金調達です。

必要な資金には主に

  • 家賃
  • 内装
  • 調理設備
  • 食器
  • 照明
  • 人件費
  • 宣伝広告費
  • メニュー開発費

などがあります。

これらを全部含めると500万円から600万円以上かかると言われています。

特に家賃と内装費が大きく、予算に余裕のない場合は、居抜きの状態で借りられる物件を使うなどの工夫をするとよいでしょう。

またカフェは他の飲食店と比べると、メニューの開発費用や宣伝広告費用が比較的少なくすむという特徴があります。

資金調達には、自力で貯める方法のほかに、融資を受けるという方法があります。

融資元としては銀行などのほかに、自治体や日本政策公庫などがあります。

これらの融資元では、事業計画書などを提出し、利益が見込めると認められた場合にお金を借りることができます。

地域によっては条件を満たすと助成金などがもらえる自治体もあるので、お店を出したい地域ではどうなのかを調べてみると得ができるかもしれません。

また、近年ではクラウドファンディングなどを行うことで資金を集め、開業するケースも多くあります。

開業に必要な資金はとても高額で、特に内装などにこだわりのある場合は1000万円を超えるとも言われています。

ご自身で工面しきれない場合はしっかりと事業計画をたて、融資を受けることをおすすめします。

 

 

  2-2.物件選び

物件選びはカフェを開業する上で非常に重要です。

繁盛させようと、いきなりお金をかけて好立地を探そうとする人が多いのですが、カフェの開業にそれはおすすめしません。

それよりも、競合になるカフェの少ない穴場を探しましょう。

カフェの物件選びのおすすめの方法は大きく分けて2つあります。

1つ目は、物件を持っている人を探すという方法

これは、すでに物件を持っている人と共同経営の形をとるというものです。

物件の使い道に困っている人を見つけるのは大変ですが、リスクを分担でき、初期資金も少なくて済むとても良い方法です。

2つ目は、穴場物件を探すという方法です。

具体的には、使われなくなった古民家や施設などです。

とても安く始められますし、ライバルになるお店があまり多くないです。

物件の選び方はお店の売り上げを左右します。

なので、短期的に借りられるレンタルスペースなどで練習するのもおすすめです。

いろいろな場所を借りてみて、自分のスタイルに合った物件の選び方を探すのも良いでしょう。

 

  2-3.開業手続き

資金調達と物件選びが終わったら、次は開業手続きになります。

お店を開業するにあたってまずは開業届出書を税務署に提出する必要があります

開業届出書を提出することで事業主としての税金の対象となります。

場合によっては法人手続きをして、税金を法人税に切り替えることで節税ができることもあります。

ただ、個人、法人どちらで登録がされていたとしても、確定申告は必要になるので注意してください。

また、申告の際は帳簿が簡単な白色申告よりも、条件を満たすと65万円の控除が受けられる青色申告の方がおすすめです。

また、食品衛生責任者と防火管理者の資格を取得し、保健所の営業許可を得る必要があります。

これらの手続きが済んだらついにカフェのオープンです。

 

  2-4.集客

開業手続きが終わり、いざオープンとなったら、集客を行います。

カフェの場合、遠方から足を運んでもらうことが難しいため、フリーペーパーなどに広告を出したり、チラシを配ったりして近隣の人の目に止まるようにしましょう。

しかしここでは、チラシや広告を使った従来型の集客よりも、SNSや食べログなどのウェブメディアの活用をおすすめします。

多くの人が気になるお店に行く前にインターネットで調べるので、ウェブを使ったマーケティングをすることでお金をあまりかけずに集客ができます。

ツイッターやインスタグラムでは、お店のアカウントを作り運用するなどの工夫をすると、人目に触れる機会をお金をかけずに演出できます。

新商品などの新しい試みを素早くアピールできるのもSNSのよいところです。

また、近隣の他のお店との協力なども積極的に行うのも、認知してもらうきっかけになります。

集客はお店を営業していく上で常に考えなければならないポイントです。

試行錯誤しながらいろいろ挑戦していくのも、カフェ経営の醍醐味かもしれません。

 

  2-5.確定申告・税金関連

カフェを経営していく中で、気になるのが税金です。

かかる税金は5種類で、所得税、住民税、事業税、消費税、固定資産税です。

また、個人事業主ではなく法人として登録した場合では、所得税の代わりに法人税がかかります。

個人、法人問わず確定申告は必要で、通常の白色申告と、いくつかの条件を満たすと控除の受けられる青色申告の2種類があります。

白色申告の際も帳簿の提出が必要なため、どちらも負荷はあまり変わりません。そのため、最大65万円の控除が受けられる青色申告をした方が節税になります

事業税は、事業所得に関してかかる税金です。

290万円以上の事業所得を確定申告した時自動で加算され、一律5パーセントが税金として課されます。

事業所得自体は、事業収入から、税金、経費、保険料などを引いた金額になります。

 

  2-6.開業手順のまとめ

以上がカフェを開業する上で必要なことになります。

カフェを始めようとすると、商品や内装、コンセプトに目が向きがちですが、それ以外の部分がとても重要です。

しっかりと計画をたてて、失敗のないカフェ経営を始めましょう。

 

 3.廃業する理由

【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

これまででまとめたように、カフェの開業は入念な準備の必要な大変なものです。

しかし、多くのカフェが3年を待たずに廃業となってしまいます。

どのような原因があるのでしょうか。

 

  3-1.理想へのこだわり

廃業になってしまう一番の理由は、自分の理想に固執することです。

こだわりを持って経営すること自体はとてもすばらしいですが、客層を狭めてしまう場合があります。

例えば、味へのこだわりがあるため、高級豆しか使わないカフェ。

高級な豆にこだわれば、必然的にコーヒーの値段が上がってしまいます。

そうすることで豆にこだわりを持つ一部のお客さんしか来てくれなくなり、売り上げが出なくなるのです。

他には、特定の世界観や創作物をコンセプトにする例などもあります。

コンセプトを決めるという方法は悪いことではないですが、映画やアニメ、キャラクターなど具体的にしすぎると、そのファン以外が来ない状況になってしまいます。

このように、こだわりどころを間違えると、廃業につながってしまいます。

 

  3-2.資金管理

こだわりすぎの次に廃業につながりやすいのは資金管理です。

お金がどのくらい入ってきて、どのくらい使ったのかということは、お店を経営する上で欠かせない問題です。

そのために、材料をどのくらいの値段で仕入れて、人を何人くらい雇い、いくらで商品を売ればいいのかということをしっかりと考えていく必要があります。

このお金の使い方に関する認識が甘いとすぐに売り上げがなくなってしまいます。

しかし、お店を経営した経験のない人が、最初からうまくお金を使うのはとても難しいです。

そのため、資金管理はプロの力を使うのがおすすめです。

月々の記帳や決算、会計などを会計士などに委託することで、現実的な経営の仕方を覚えていけます。

 

  3-3.モチベーションの維持

ある程度うまくお店がまわせるようになった後に出てくる問題は、モチベーションの維持です。

カフェを開業する人の多くが、コーヒーや軽食を売る業務ばかりをイメージしていて、お店の経営的な仕事をあまりよくわかっていません。

そのままお店をオープンすると、意外と売り上げに対して仕事量が多いことがわかります。

しかし、カフェはお客さん一人あたりの単価が低いため、売り上げを上げるにはもっとたくさんの人に買ってもらわないといけないのです。

このように、想像以上に事務仕事が多い中で、もっと売らないとという意識になってしまって、やる気が続かなくなることがたくさんあります。

ここでもおすすめしたい対策は、プロに事務仕事を依頼するという方法です。

記帳や決算、税務などの会計業務は、未経験者がやると時間がかかりますが、プロに委託すると時間もお金も少しで済みます。

このように裏方仕事を必要経費として委託することで、効率や正確さを高めるだけでなく、自分自身のモチベーションの維持にもつながるのです。

 

  3-4.廃業する理由のまとめ

せっかく苦労してオープンしてもすぐに廃業してしまったらもったいないです。

この3つの廃業する主な理由をしっかりと把握して、お客さんに長く愛されるカフェをつくりたいですね。

 4.カフェをうまく経営していくポイント

【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

カフェをうまく経営していくポイントは、「全部を自分一人でやろうとしない」ということです。

自分のお店を作るということで、多くの人が全部自分でやろうとしてしまいます。

しかし、ここまで読んでいただいたらわかるように、カフェを開業して経営していくには、やらないといけないことがたくさんあります。

この仕事を全部自分でやると、つらくなってしまったり、どこかの作業が不十分で廃業につながったりしてしまいます。

そこで、開業を手伝った経験のある第三者のアドバイスが大切になるのです。

 

カフェは始めやすく経営も比較的簡単ですが、

・商品やコンセプトの工夫だけではお客が来ない

・なんでも自分でやろうとすると労力に利益が見合わない

などの落とし穴があります。

本記事ではなるべく解決できるように解説していますが、経営業務はプロに相談しながら進めるのがベストです。

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 5.まとめ

【カフェ経営】うまくカフェを経営していくポイントを解説!

ここまでカフェの開業と経営の方法を見てみて、いかがだったでしょうか。

「意外と大変そうだな」と思った人も多いんじゃないでしょうか。

カフェは飲食店の中では始めやすく、しっかりと準備をすれば大失敗しにくいです。

料理の技術に自信がない、調達できる資金が多くない、という人でも自分のお店が持てるのがカフェの良いところです

自分のお店だからこそ、協力してくれる人をうまく使って、理想のカフェを作りましょう!